テンポアドバンテージという言葉はレガシーでは良く聞く言葉だ。
しかし、あまり意味が良くわかってない人も多いのではなかろうか?


そこで、テンポデッキ大好きの自分がテンポアドバンテージとは何かについて解説しようと思う。
※ここは個人のブログであり、ここにかかれていることはあくまで個人の見解です。


まず、テンポアドバンテージとはなんだろうか。

色々な定義があると思うが、
自分は「使えるマナの総量の優位性」と考えている。

これはゲーム中で使えるマナの総量を表しており、
ターンが進めば進むほど増えていくことになる。

テンポアドバンテージを得る方法は大きく分けて3つある。
・重い呪文を軽い呪文で相殺する
・マナ加速する
・マナ拘束する
の3つだ。


一番ポピュラーな方法が1番目の方法であり、主にカウンターやクリーチャー除去がそれに当たる。
例えば、
「1マナの呪文嵌めで2マナのタルモゴイフを打ち消して、1マナのテンポアドバンテージを得た」
などである。

ここで注意したいのは以下の例である。

例1:
・自分(先手) - 相手(後手)
・後手2T
・双方毎ターンランドをセットしている
・相手がタルモゴイフをプレイ、それを自分は呪文嵌めで打ち消して、そのまま次のターンに入った。

さて、この例でテンポアドバンテージを得ることができただろうか?


答えは No だ。

なぜならば、自分の得たテンポアドバンテージの1マナは後手2T目エンド時にアンタップ状態で立っている土地のことだからだ。
上記の例ではそのままターンを終えているため、呪文嵌めによって得たテンポは使用されることなく、無駄に捨てられているのだ。

そう、ここで重要なことは、
使えるマナを使わないと、テンポは失われるということだ。


スライ理論などはこのテンポロスをできるだけ減らすようマナカーブを工夫することで相対的にテンポアドバンテージを得ることを追求している。
ある種のテンポデッキとも言えるだろう。


2番目3番目も書こうと思ったけど、
全部書くと長くなるし、
何回かに分けて書くことにします。

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